大谷翔平が韓国社会を動かしている(写真有り)
大谷翔平が韓国社会を動かしている
大谷が2015 プレミア12開幕戦と準決勝戦で韓国チームに好投してから、 韓国社会は完全に大谷翔平の熱風に包まれている。
新聞と放送、コンピューター・インターネットとモバイルなどで、誰もが前に立って大谷翔平の近況を紹介しようとしているし、そこで、大谷の野球人生と座右の銘、訓練過程、多くのエピソード、そして彼の人間味など、大谷翔平のすべてのものが韓国人にワクワクする感動を与えながら韓国社会に伝わっているのである。
↑ 2015プレミア12韓国チーム・金寅植監督が,最近、
↑ NAVER「知識IN(지식iN)」でも、大谷翔平に対する質問が殺到、それぞれ項目ごとに多様な質疑と答弁で飾られた。LAドジャースで投げている韓国人投手Ryu Hyun-jinと投げ合う仮想場面も設けてありだんだん盛り上がった。ちなみに、Pittsburgh Piratesで活躍している韓国のA Rod・姜正浩(Kang Jung-ho)との投打対決も想定して話の花を咲かせた。しかし、大谷の優位を占う人が多かった。なので、韓国人の愛国心よりも大谷の実力が勝ったのに違いない。
↑ 大谷翔平が投げるダイナミックなフォームを見せてている各種イメージ
↑ 動画(동영상)もやっぱり大谷翔平だ。160km/hを浮き彫りにしている。
↑ 大谷翔平が、高校時代から最高の投手になるため、64個の細部の目標を立てたと、伝える韓国紙。
↑ 160km/hを簡単に超える、世界で一番速いスピードの球が投げられる、と伝える韓国メディア。
韓国社会は西欧文明の基準と儒教社会の因習が共存している社会だ。
それで、韓国人は大谷の160kmの剛速球と147kmのスプリッターなど、すぐれた投球には文句なく敬意を表しながらも、大谷のその誠心と真心と謙遜さに対しては儒教的な観点から大きく良い評価を与えているのである。
韓国の若い女性、特に女子高生に、大谷翔平はもうSMAP、Arashiなど どんなアイドルスターの人気よりも爆発的でなおかつ絶対的な人気を持つようになった。
歴史認識においての差、慰安婦問題、竹島(独島)問題などで決して日本-日本人に対して好意的な感情を見せてくれなかった韓国人が、このように或る日本人を'愛'するようになったのはどんな縁由からであろうか、社会学的に、人種学的にも一度研究してみたい気がするほどである。
今まで韓国社会で韓国人の心を動かして来た人達は村上春樹、宮崎駿、大江健三郎さんなど少数であった。 しかし彼らの影響力はそんなに凄いものではなかったし、普通の水準を若干上回るくらいのものであった。 (村上春樹の'海辺のカフカ'は最近11月24~28日まで5日間にわたってソウルのLGアートセンターで演劇として公演され、観客の呼応を得たりした。)
ところで、今回、大谷翔平の’津波’'が韓国社会に押し寄せて来たし、韓国人はこの’若い侍’に歓声を上げながら熱狂しているのである。 前に触れたように、その熱狂の理由は、大谷の桁外れのずば抜けた実力と彼の謙遜な人間性のためであった。
もう韓国社会には’大谷ブランド`が力強く流行り始めた。 歴史問題、外交問題などでちぐはぐしている日-韓間ににおいて、両国関係の改善の為なら日本が大谷翔平を時々韓国に’親善大使’として送るのはどうであろうかなぁ? それがより早くてより効果的な外交手段になるかもしれない。
大谷はもう日本の英雄になった。同時に、彼は韓国人にも’白馬の騎士’に見えている。彼は今、もはや日韓の両国を沸かせている’時の人’だ。この大谷が日韓架け橋の象徴として長く長く立っていてほしい、と念願するところである。
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