日本の政治と外交

2007参院選に惨敗した安倍晋三首相(党総裁)の運命は?

Sophian(ソフィアン) 2013. 9. 13. 23:24

 2007年7月29日(日)参議院選挙(参院選


 

参院選に惨敗した安倍晋三首相(党総裁)の運命は? 

 

 

 



7月29日行われた参院選で惨敗を喫した安倍晋三首相(党総裁)のこれからの行くべき道はどうなるのであろうか。
  
与党の自民党の参院選惨敗の原因に関しては、年金記録の流失、閣僚達の失言、社会格差など、色々のものが挙げられているが、外交交渉と外交技術においての安倍政権の貧困さもその原因の一つであろう。 


安倍政権は国際的な孤立を甘受しながらも、6者会談に北朝鮮による日本人の拉致問題を議題として解決を図ろうと粘り強く努力した。しかし、進展なし。国際的な孤立だけが浮彫りに
なった。 


韓国と中国はともかく、安倍政権の東南アジア諸国に対しての外交も不味かった。
昔、日本の韓国の植民統治は、東南アジア国家に比べると、ままであったかも知れないが、東南アジア国家を支配・統治した日本の軍事政権の方式はあまりにもひどかった、との指摘がある。
その地域の人々の日本に対しての根強い反感は、いくら歳月が流れても、消えるはずがないのであろう。
 


今も、日本は、東南アジアにおいての中国の影響力の拡大を制止できないでいる。つまり、安倍政権の対東アジア外交は躓いているのである。 


しかも、日本が同盟国だと強く信頼してきた米国は、7月31日午前1時、日本の従軍慰安婦(夫)についての決議案を満場一致で採択してしまった。これは、米国も、日本だけを相手(相棒)として国際関係を営んでいくためには無理がある、とのことがわかったからであろう。 


いずれにせよ、日本政府のこれからの対外関係(外交)はイバラの道になるに違いない。
安倍首相は参院選の
惨敗で国内的にも退陣論に苦しんでおり、はたして安倍総理、踏ん張ることができるか? 


(この文は急いで書きましたので物足りない部分があります。追って更新版を掲載します。) 


 

2007/08/01 18:24

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