追想
韓国の詩人
未堂 徐廷柱（1915.5.18～2000.12.24）
菊の横で
一輪の菊の花を咲かせるため
春からソチォッセ（鳥）は
そのように泣いたようだ。
一輪の菊の花を咲かせるため
雷は暗雲の中で
またそのように泣いたようだ。
懐かしくて惜しさに胸締めた
遠くてまた遠い若さの裏街道で
今は帰って来て鏡の前に立った
私の姉上のようにできた花よ。
黄色い君の花びらが咲こうと
昨夜には霜があのように降り
私には寝ることもできなかったようだ。
●ミダン ・ ソ ジョン-ジュ
生命派詩人で,韓国最高の詩人中の一人. 文化思潮のうえでは浪漫主義,芸術観は審美主義的な立場を取っている.
伝統的な敍情世界に関心を置いて,土着的な言語を使い,新しい詩の世界を開拓した詩人として、評価される。
@2007/08/27 18:15
カテゴリ： 世界から > 韓国・北朝鮮 フォルダ： 韓国文化
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