朝鮮半島をめぐる国際関係論
盧武鉉‐金正日頂上会談の発表に付して――日本の国際的な孤立を招くのか?
盧-金頂上会談の発表によって、これからは、朝鮮半島における平和定着のための、四者会談の比重が大きくなっていく展望。
日本とロシアは”蚊帳の外”に追いやられる可能性もある。
もちろん、6者会談のフレームはそのまま維持していくだろうが、4者会談が主軸の役割を果たしていくことには間違いないであろう。
もはや、朝鮮半島をめぐる問題において最大の議題は”平和体制つくり”になりつつある。”北朝鮮による日本人拉致”問題は、残念なことながら、”平和体制”という議題によって後退させられる格好にもなっている。
日本の国際的な孤立は深まっている。
日本の朝鮮半島や北方への進出は、遅れをとっている。
小泉首相は2000年代に入って2回も北朝鮮を訪問しながら、北朝鮮との関係改善(日‐朝国交正常化も)へ意欲を見せたが、米国に”速度の制限”を言われて、結局、北朝鮮との関係進展は行き詰まりになってしまった。
中国とロシアは、貿易黒字や石油輸出によって余る資本を、北朝鮮と東南アジアに投資して、日本の影響力に対抗しようとしている。
日本よ、もう、アメリカの顔色は伺わないで、自立性をもって外交政策を実行していくのがどうでしょう。
深まる日本の孤立。疎外されていく日本。外交技術、外交政策における大転換が必要ではなかろうかしら。
どう思いますか?
@2007/08/10 18:28
'国際関係論' 카테고리의 다른 글
似ている日韓中の国家指導者 (0) | 2014.03.17 |
---|---|
Viewpoint --「中国式発展モデル」をめぐる熱い議論 (0) | 2014.03.16 |
韓国のグローバル大企業と日本市場 (0) | 2014.03.13 |
Inside Korea -- 金剛山観光 & 韓国初の人工衛星打ち上げ (0) | 2014.03.13 |
朝鮮半島の非核化?韓国も濃縮ウランを独自生産 (0) | 2014.03.09 |