韓国文化

窓の外の女 --高ヒョンジョン

Sophian(ソフィアン) 2013. 12. 16. 12:35

 

窓の外の女 --高ヒョンジョン
 

   窓の外の女、高ヒョンジョンの嫁入り暮らし 



ヒット作 "砂時計"で,二人の男(チェ・ミンス,パク・サンウォン) の間を行き交いながら,また一忠直なボディーガード(イ・ジョンジェ)の純愛譜的な恋心に頼りながら,強靭ながらも香りあふれる演技で人気頂上に上がったトップスター高ヒョンジョン!
 


彼女は一気に得た人気を背に負って,いよいよある財力家の家に嫁に入って行くようになる. 


まるで その昔の 清楚美と悲劇美のトップスター 'ムンフィ'が張ギヨン家門の嫁に入って行ったように、という事だろう  

 

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しかし高ヒョンジョンの場合,財力家家門のその苛酷な家雰囲気は彼女を息も休む事ができないようにしたよう だ。 


家の大人たち,小姑たちするまでもなく、皆が, 高ヒョンジョンがいる席では仏語を使ったりしたと言うが,これは高ヒョンジョンに対する暗黙の蔑視で,無言のプレッシャー(圧迫)になったはずであろう . 


簡単な言葉に説明しよう--"君がいくら人気を呼んだトップスターと言っても,私たち前では足指の爪の垢で,すずめの足からの血に過ぎない. お前は絶対に私たちの水準に上って来ることもできなくて,私たちサークルに立ち込めることは絶対に できない." 


この時,高ヒョンジョンは,名門財力家のその壁と大門が,そのプライドがいくら高くて堅固なことだったのかを肌で感じたことであろう. その高い壁を越して一応嫁として入城はするようにはなったろう が,韓国ブルジョアジー- 超上流社会- 財力家家門の圧倒的な '傲慢と偏見'がどれほどひどかったのかをひしひし実感したことであろう. 


ひや,すごいね,本当にすごいわ.財力家家門の皆さん!彼らの貴族的で特権的で異国的な雰囲気は,結局高ヒョンジョンを彼らの家に入れることができないようにしたのだろう. 


それで高ヒョンジョンは結局,子たちまで奪われて(?) 一人で戸外に追い出されるようになったのか? 


子たちが見たくなればどうするのか?敢えてその財力家の家の大門をたたく勇気はないだろうし,そのまま外でぶらついてから帰る姿になるだろうかしら? 


あ~,窓が一つか二つはあるはずだから ,窓を通じて家の中を覗くしかないだろうね! 


あ~,それで趙容弼は早くから "窓の外の女"をそのように切なく歌ったのだろうか?高ヒョンジョンの事を早目に予見でもしたのか? 


或者曰く----"高ヒョンジョン!--'犬'のように人気を稼いで,金持ちへお嫁になって,'政丞'のように生きてみようと思ったようだが..." 


しかし 韓国の 超上流社会- 財力家家門の排他的な '傲慢と偏見'がそれを受け入れることはできなかった事だなあ!


韓国日報の家門へお嫁になった 'ムンフィ' お姉さんはどのようにそれを乗り越えたのか, 一度電話かけて聞いて見たほうがどうかな...  'ムンフィ'はその時、確かに、もっと難しい環境に処していたかも知れないねえ. 


張ギヨン(父)-張ガンジェ(子)-ムンフィと,日本ドラマ "華麗なる一族"においての万Keisuke(父)-万Daisuke(子)-万Yasukoは、なんとなく、その家族イメージがオーバーラップされている,ということもおもしろいなあ. 


こんな家族雰囲気だったら,ムンフィにはその嫁入り暮らしがもっと厳しい試練の時期 だったであろう。

 

 

 

 

@2007/10/24 15:29

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