朴槿恵-習近平、"崩れた愛の塔"へ

朴槿恵-習近平、

イオド(이어도 離於島) 防空識別圏(CADIZ) 問題で "崩れた愛の塔"へ

 


 

中国がイオド(이어도 離於島)を含めた防空識別圏(区域)を、韓国と協議なしに、一方的に宣布したことで, 朴槿恵(パク・グンヒェ)大統領は信じた斧に足元を打たれた格好になってしまった。
韓国政府は 11月 28日、中国側に防空識別圏の再調整を要求したが, 中国側の軍事要人にばっさりと拒まれた。

朴槿恵大統領は就任直後から中国に特別の愛情を示しながら格別の念を入れて来た。 去る 7月サンフランシスコ空港でのアシアナ航空機事故で何人かの中国搭乗客たちが死亡、この消息を伝えてもらった朴槿恵大統領は、韓国人搭乗客たち(自国民)の安全を憂慮するよりも、中国人死亡者に多くの弔意を表すことに精誠を尽くした気がしなくもない。中国人を慰労する朴槿恵大統領のその手振り身振りはTV放送画面に大きくクローズアップされていた。

去る 11月 18日には青瓦台(大統領官邸)でヤン・ゼス中国外交担当国務委員らに会う時, 朴槿恵大統領が満面に笑みを浮かべたまま、彼らとフレンドリーなスキンシップ(?)まで交わす姿を見せたのが”印象的”だった。 まさに中国-中国人に "恋に陷った 'マダム・プレジデント'"の姿を見せたのではないだろうか?

しかし、いきなりの中国の '裏切り'(イオド防空識別圏の一方的宣布、韓国政府の是正要求を中国側が黙殺)で、 青瓦台と中南海との密月関係と "愛の砂の塔"はがらがらと崩れてしまったように見える。 ”崩れた愛の塔”か? ~~

 * ’中南海’には、中国国務院, 中共中央書記処, 中共中央办公厅（辦公庁）など重要な権力機関が所在しているし、毛沢東、鄧小平、 周恩来 など重要人物が入居した事もあって、’中南海’は中国政府最高層を称する用語になっている。

中国がイオド(이어도 離於島)に野心を現わすのはもう予告されていた事だった。イオドはただ水面下に沈んでいる暗礁に過ぎないものではなく、とても貴重な '資源の宝庫'として報告されていたからだ。 中国のように実利的で商売にうまい民族がこの島に対する欲心を現わすことは当たり前の事だったろう。

どうして、韓国はそんな中国-中国人の民族性と’膨脹主義’を少しでも早く分かることができなかったのか？

韓国の前職・現職の官僚たちの中には今にも中国に対して甘い人が多いようだ。 例えば, 11月 30日昼間、MBNに出演した黄秉泰・前駐中大使の事態認識は極めてナイーブしたものだった。 黄氏は中国側の代弁者（スポークスマン）ではないかという錯覚を覚えさせるくらいだった。

折り良く, 中国のイオド(이어도 離於島)に対する行動を予想して投稿した記事(2013-03-02)があって, 下に 'アンコール掲載' した。みて下さい。 
 

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2013/12/03 01:59

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